2013年5月31日金曜日

ボストンマラソンの爆発事件の後に起きたちょっといい話

今年のボストンマラソン開催中に起こった爆発事件は、皆さんの記憶にも新しいと思います。その後、容疑者も捕まり、事態は終息の方向に進みました。

そんな中、その爆発事件がおきた現場近くのレストランに、最近嬉しいニュースが舞い込んできているとのこと。

爆発が起きたとき、現場付近は逃げ惑う人でごった返し、レストランで食事も楽しんでいた人も身の危険を感じ、すぐにその場を離れました。もちろん、食事代を払う余裕などなく、従業員達もすぐに非難しました。

ですが、ある日、突然50ドルの小切手がレストランに届きました。送り主は 事件当日、レストランで食事をしていたお客様からで、手紙に「35ドルの食事代を払いたい」という内容で、ウェイトレスへのチップも含め、50ドルのチェックが送られてきました。それを皮切りに、あの日、そのレストランにいた人達から、問い合わせが殺到しました。

マサチューセッツ州各地のほか、遠いところではフロリダ州、バージニア州などからもチェックが送られてきたり、電話がかかってきて、お勘定を払いたいと言う申し出が後を絶たないそうです。食事代そのものだけでなく、ウェイトレスへのチップ、その他それに上乗せした金額をチャージしてほしいと言う人がほとんどだそうです。

その日、売り上げのうち3,000ドルが未払いだったのに対し、後日支払われた総額は、約3分の1に相当する1,200ドルになっています。レストランの経営者を始め、従業員一同、その行為にとても感激したそうです。
ボストンマラソン参加者のみならず、その現場近くにいて、爆発を体験した方々もさぞかし、言い表しようの無い恐怖を感じたことと思います。

それが落ち着いたころ、正しいことをするべく、小切手を送ったり、レストランに電話したりと、そういう方達の気持ちに、なんだか、記事を呼んでいるこちらまで嬉しくなりました。

2013年5月30日木曜日

今日から“ロサンゼルス弾丸出張”です

今年の夏に行われる「サマースクール in カリフォルニア」の事前準備のため、今日からロサンゼルスに出張です。

このサマープログラムは今年で8年目を迎えます。
毎年10名前後の親子を日本からお迎えし、現地校が主催するサマープログラムに参加するのですが、毎回様々なドラマが生まれています。

昨年までは、ディズニーランドのそばにあるアナハイムの私立校で開催していたのですが、今年は場所をロサンゼルス北のバレー地区に移し、ノースリッジ(Northridge)にある私立校で行うことになりました。

私がアメリカで最初に住んだのがこのエリアだったので、今回の出張は「古巣に帰る」感じがしています(笑)。

3泊5日の“ロサンゼルス弾丸出張”のスタートです。






2013年5月27日月曜日

コモンセンスペアレンティング(CSP)幼児版指導者学習会

週末、コモンセンスペアレンティング(CSP)幼児版の指導者学習会を、6月22日(土)に開催することになったので、Webに掲載してほしいと認定団体の代表から連絡がありました。

昨年11月に、指導者養成研修をアメリカで行ったのですが、ボーイズタウンより認定された指導者養成講師の皆さんが日本全国で、活躍しています。

指導者養成講座を主催する各地の認定NPO法人をはじめとする、認定指導者の皆さんが、どれだけ積極的にこのプログラムを普及するために活動しているのか、送られてくる開催スケジュールを見るたびに、頭が下がる思いでいっぱいになります。

6月22日に大阪で行われる指導者学習会は、指導者認定講師と指導者を対象に、ボーイズタウンと同様の「実践・フィードバック」形式で行われる、第1回目の学習会となります。

私たち事務局のスタッフが、直接指導をすることは出来ませんが、指導者の皆さんの活動を少しでもサポートできればと日々事務局の仕事に励んでいます。

6月3日・4日には、代々木で指導者養成講座が行われるので、私も見学する予定をしています。参加者の皆様からの生の声を聞くのと、認定講師の皆様と久しぶりにお会いできるのを今から楽しみです。


2013年5月25日土曜日

ワイン講座第2回レポート


ワイン講座第2回目

お久しぶりです。気がつけばもう5月も終わりですね。東京はそろそろ梅雨入りの季節ですが、最近は暑くなったと思えば、涼しくなったりと気温が上下する日々が続いています。

さて、ワインセミナーで学んだことを少し紹介していきます。
前回に引き続き、今回も特殊なボルドーワインについて学びました。今回は合計で8種類のワインを飲み比べしました。下記の通りです。

ペサックレオニャンブラン2010 vs. プライベートリザーヴ2011
サンジュリアン2009 vs. サトークロデュマルキ2007
シャトーデスキュラック2008 vs. シャトーデスキュラック1996
シャトーアントニック2008 vs. シャトーアントニック1995















(写真のボトルは④←③←②←①の順に並んでいます)


今回、印象的だった話を2つ紹介します。

1.「ほどよいディスクとほどよい足」

ディスクとは表面張力のことです。油をスプーンいっぱいにたらして横から見ると盛り上がって見えますよね。ワインでも油ほどではありませんが、同じ現象が見られます。このディスクが大きいほどワインは熟成しています。これは、ワインの中でグリセリンが生成され、粘性が増すからです。ちなみに、グリセリンが生成されるとアルコール度数も上がります。実際に③(シャトーデスキュラック2008 vs. シャトーデスキュラック1996)と④(シャトーアントニック2008 vs. シャトーアントニック1995)の同じシャトーでつくられたワインを飲み比べたところ、圧倒的に1995年と1996年のアルコール度数が2008年に比べて強く感じられました。

ワインの足とは、グラスを傾けて元に戻した際にガラスの周りをうっすら流れる水滴のことです。こちらも、③と④を比べたときに1995年と1996年のワインの足は大きい幅でゆっくりと流れ、2008年は短い幅で早く流れました。この理由は表面張力の理由と同様、グリセリンの粘性が関係します。

2つの点をまとめると、熟成されたワインほどディスクが大きく、足は太くゆっくり流れるということです。

2.「高いワインが必ずしも美味しいわけではない」

日本で飲まれているワインは通常貨物船で運ばれてきます。この際、赤道付近の暑い海とその他の涼しい海の両方を通ります。こうして温度管理のされていない船に積まれたワインは、先生の言葉を借りると「グレて」しまいます。つまり、味が落ちてしまい、飲み頃も変わってきてしまうのです。また、空調の整った環境で運ばれてきたとしても(空輸、自ら現地で調達するなど)自宅にそのまま置いてしまっては船の状況と一緒です。冬の寒さ、夏の暑さでグレたワインになってしまいます。このような環境では、高いワインも安いワインも飲み頃を逃してしまいます。ワインセラーで保管するのが一番ですが、冷蔵庫の野菜室でもいいそうです。そのかわり、匂いが移るのを防ぐためにコルクの周りをラップでしっかりと密封しましょう。

このように、ワインは値段よりも管理ができているかどうかがポイントです。高いワインを買ったとしても、温度管理のされていない船で運ばれているかもしれないのです。

今回、個人的な発見がありました。熟成されたワインよりも若いワインのほうが飲みやすく感じたことです。前回は逆に若いワインのほうがタンニンや酸味が強く、飲みにくかったのですが、今回の1995年、1996年のワインはアルコール度数が高く感じました。当たり前ですが、シャトーによってそれぞれ全く違うことを実感しました。この先どのようなワインに出会えるのか楽しみです。

それでは、第3回でお会いしましょう。

【ワイン講座第1回目レポート】はこちらをクリック!

2013年5月22日水曜日

Oklahoma (オクラホマ)の竜巻被害



ニュースを見ようとテレビをつけると、アメリカのどのニュースも最近はオクラホマで起こった竜巻の被害状況を伝えています。

月曜日521日にオクラホマ州ムーア市は、人口56,000人の郊外にある町です。そのムーア市を直撃した竜巻は、幅が2マイル(約3.3キロ)、長さが17マイル(約27キロ)ある強大な竜巻でした。風速は45mphですから、70キロ以上あったことになりますから、その強大さがうかがえます。

この街は1999年、そしてその4年後の2003年にも似た規模の竜巻被害を受けている街だそうで、今回もこの竜巻に飲み込まれてしまいました。

被害は、現在分かっているだけで、子供9名を含む24人が死亡、230人以上が重軽傷を負っています。子供たちが巻き込まれている理由のひとつに、この巨大竜巻が、ムーア市の小学校を2つも飲み込んでいることにあるかもしれません。

竜巻が発生したのが、月曜日256分頃、その16分後に警報が竜巻警報が出されました。ムーア市は、直撃を受けるまで、3040分時間があったといいますが、それでもその竜巻の凄さには、いくら時間があっても足りません。

今は、破壊された町並みが痛々しく残るだけで、生き延びた方々も、今後のこと考えると何から手をつけていいのかと言う感じです。

日本では、このような竜巻が発生する事はありませんが、自然災害の怖さは、東日本大震災をはじめ、数多くの地震、異常気象などで体験してますので、この痛みがよく分かります。

出来る事は限られてしまいますが、オクラホマのムーア市の皆さんに何か私にも出来ることをしたいと思います。


ロサンゼルス・インターナショナル・エアポート 国際線出口


沢山の日本人の方も利用する、ロサンジェルス空港に行って来ました!

現在、ロサンゼルス・インターナショナル・エアポートの国際線ターミナルが大々的にリニューアルされており、生まれ変わるとのこと。本来は、2013年4月に生まれ変わる予定だったが・・・既に5月、そしてまだ、いつ工事が終了し、生まれ変わるか発表されていない。2013年!ということは発表されているので、何とか2013年中には、生まれ変わってほしい。

この工事の遅れ、アメリカらしい。日本では考えられない。

さて、この日曜日、日本から来られるお客様をお迎えに行った。ロサンゼルス・インターナショナル・エアポートの国際線出口で、お客様を待つこと2時間。飛行機の到着が遅れていたので、1時間遅く行ったにも拘わらず・・・私も待ち疲れましたが、日本からのお客様も入国・通関でずっと並ばれていたので、出てこられたときには、くたくたになっておられました。

今回のお客様は、以前に何度もお会いしているので、すぐにわかりますが、弊社では、メールや電話ではいつも交信さえてもらっていますが、初めて空港にお迎えに行った際に、お会いする方も多いです。毎回、どんな服きていますので、お声かけてくださいとか、迎えに行くスタッフの写真を送って、お声をかけてくださいとか、お名前を書いたプラカードを持っていますので、お声をかけてくださいなど、いろいろ工夫します。

ただ、それでも、お会いするのに、時間がかかることがあるので、入り口をでられたら、出口に向かって、左の・・・と待ち合わせ場所を指定するのですが、いつも、写真があったら・・・お客様に待ち合わせ場所の写真を送れるのに・・・と、お客様との空港での待ち合わせのアレンジのご連絡をするたびに思っていました。

なのに、空港に行く度に写真撮影を忘れていましが、何と、今回は10年思い続けていた、国際線出口の写真をやっと撮影しました。2時間、待ったおかげです!


2013年5月15日水曜日

「コモンセンスペアレンティング(CSP)幼児篇」第2版が完成!

弊社では、アメリカボーイズタウンのプロジェクトをNPO法人US-Japan Advanced Skilled Train Centerの活動を通じ、支援・サポートしています。


日本でも広く普及している「コモンセンスペアレンティング」ですが、未就学児を対象とした「コモンセンスペアレンティング(幼児篇)」プログラムが、昨年スタートしました。


昨年5月には、ボーイズタウンから指導員を招き、東京と大阪にて研修を行い、11月にはアメリカ・ロサンゼルスにて、指導者養成講師研修を行いました。

今年に入ってからは、昨年誕生した認定講師を中心に、日本全国で養成講座を行っています。


養成講座や一般研修で使用されるテキストの第2版が完成したので、新しいテキストを皆様に届けるべく、発送作業の真っ最中です!


東大阪の社長の本

先日に引き続き、ロサンジェルス事務所の新たなご近所さんとなった、東大阪の企業の社長のお話しです。

土曜日のミーティング時に、東大阪の企業の社長が書かれた本をいただきました。
「ヒット商品は女子高生・ギャルママに聞け」という本です。

社長の今までの人生、商品開発までの苦労、ご家族のこと、東大阪のこと、そして企業の社会貢献にことなど、内容は盛り沢山でした。

日曜日にいっきに読ませていただきました。

植田社長と私は、本の内容からすると10歳違い。同じ東大阪で生まれ育ったのですが、この10年の差は大きいようで(昭和の10年の変化はすごかったということですね)、植田氏はもっと身近に東大阪の変化、成長を見てこられたように思いました。

この一冊の本から学ばせていただくことは多かったです。

これから、うちのスタッフ全員に読んでもらいます。

「諦めないこと、行動すること!」が、ビジネスでも人生でも必要。

植田社長、がんばってくださいね。東大阪をもっと世界に広めてください!

2013年5月13日月曜日

東大阪がんばれ!

ロサンジェルス事務所に心強いご近所さんが出来ました!

初めての出会いは、休日出勤した時。(休日出勤が日常化しています。まずい・・・)

ロサンジェルス事務所の近所に、東大阪の企業さんがお引越ししてこられたとスタッフから聞き、また、その方が、うちのスタッフの子供のサッカーチームつながりだとか。

「会いたい、会いたい、東大阪さん!」

ということで、うちのスタッフにアポを設定してもらいました。休日にも関わらずお越しいただきました。

私は東大阪の出身。東大阪に生まれ、18歳までを東大阪で過ごしました。中小企業の街、東大阪は、日本でも有名。何かと、中小企業の技術では話題になっています。ですが、なかなか海外進出している東大阪の企業とお会いすることなく、今日に至っています。

私が大阪出身のせいか、うちのお客様も大阪の方が多いのに・・・

ということで、東大阪の企業さまとの初めての出会いでした。

住所を見ると、南上小阪!私は、上小阪中学校に行っていたので、近いに違いない!どこなのだろうか・・・興味津々。

この企業さんは、数年前からアメリカ進出を手がけら、昨年の11月に拠点をこちらにもたれたようで、現在に至るまでの苦労話にいっしょに涙したくなりました。

これだけ、長くアメリカ進出のお手伝いをしていると、直感的にアメリカで売れるか売れないか感じます。商品だけでなく、会社の姿勢や、担当者の方の考えかたなど、総合的にOKでないと、なかなか商品は売れないです。

こちらの東大阪さんの商品は、売れる可能性を秘めていると思いました。

是非、がんばってもらいたいです。アメリカ市場参入に成功して、優秀な多くの東大阪の中小企業さんに夢と希望と勇気を与えていただきたいです。

2013年5月11日土曜日

今日からトルコ出張です


今日から来週いっぱい、トルコ出張です。今年は3月に続いて2回目です。トルコ航空はインターネットが使えるので大変便利です。高度1万メートルからお届けします。
Surf away or send and receive emails at 10,000 meters!!

トルコ航空のPRをしても始まりませんが、世界の航空会社で一番飛んでいる先の国の数が多いのがトルコ航空です。イスタンブールを起点として何時間でどこまでリーチが可能かというのが謳い文句です。グローバルリーチを支援してくれるハブとしての位置づけですね。実際、トルコと周辺国との歴史的・宗教的背景による強い繫がりが、トルコからヨーロッパ、中央アジア、中近東への商業ルートをもたらしていて、これらの市場にアクセスする格好の入り口という見方も出来る訳です。日本にとって難航といわれる中近東等へのビジネス・アクセスにおいて意外と有効かもしれません。

しかし何と言ってもトルコ航空と言えば、1985年のイランイラク戦争のとき、イラクのフセインが突如48時間後、イラン上空を飛ぶすべての航空機を撃墜する」宣言、日本政府はイランに留まる日本人を救い出すことができず手を拱いていました。そのとき、勇気をもって立ち上がったのが、トルコ航空の機長以下フライトアテンダントの人たちで、ギリギリのところで215名の日本人をイランの外へ救出してくれました。



そんなトルコ航空に乗りながら、当時の美談を思い出しつつ食事を運んできたアテンダントにちょっかいを出してヒマつぶしに興じました。ご紹介しましょう。若い頃のデーブ・スペクター氏にちょい似のHasanシェフです。自分の働く勇姿を世界に発信してくれとのことでしたので、ここに彼の用意してくれたデザートとあわせてご披露します。


今回、デニズリとイスタンブールが仕事の舞台です。また、何か面白いことレポートしますね。

アメリカ展示会情報発信者

初めまして。アメリカから、展示会情報などをお届けしている仙道を申します。皆様に、出来るだけ沢山の役立つ情報を発信すべく、毎日コンピューターに向かい、奮闘中です。

このブログにアップする、アメリカ展示会の情報は、やはり世界をリードするアメリカですので、ホントに沢山あります。上司から渡されたリストは、合計70ページ以上にも及ぶもので、それを1つ1つ展示会のウェブサイトと照らし合わせ、確認している
のですが、やってもやってもおわらない....。

毎年同じ時期に、同じ場所でしている場合はいいのですが、開催場所、開催時期が違うと、その確認作業にも時間がとられ、あっという間に一日が、一週間が過ぎていきます。

個別にアメリカ展示会の詳細もお届けしてますが、こちらも、主催者のウェブサイトから情報を入手し、最新の情報提供をを心がけています。主催者側も展示会への集客の為、多彩な情報量を掲載していますので、その何ページにもあるサイトから、皆様に役立つ情報を見つけ出すのが、とても大変です。

ですが、最近嬉しいことに、アメリカ展示会情報ブログののビュー数が、驚きの速さで伸びているのです。うなぎのぼりというのは、こういうことをいうのですね。私が、必死に書いた記事を読んで頂いてるというのが、手に取るように実感でき、報われた気がした瞬間でした。

これからも、最新のアメリカ展示会の情報を、途切れることなくお届けしていきます。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。



2013年5月10日金曜日

忙しい時は、猫の手も借りたい


気がつけば、今日はもう金曜日。

仕事が重なるのは、いつものことなのですが、ここ数日の重なり方は、いつもと少し違っているようです。
通常の作業に加えて、イベントの精算業務や事務手続き、講座のお問い合わせやテキストの発送業務などが幾重にも積み重なっています。


本当に「猫の手も借りたい!」という感じです。

忙しいとき、誰でもいいから手をかしてくれる欲しいということですが、このような猫の手を借りても、実際の仕事は・・・・
進まないですよね(笑)!


特に猫好きの私が、猫の手を借りたら・・・と、ふと想像してみたのですが、

「ダメだ!こんな可愛い手を持っている“本体”の方が気になって、よけい仕事がはかどらないだろうなぁ。絶対、現実逃避に走るでしょう!!」


私の場合、どんなに忙しくても、猫の手を借りることはできないようですが、その手を持っている本体には、日々の仕事の疲れを癒してもらっています。


よしっ、仕事に戻ります!!


2013年5月7日火曜日

5月5日はCinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)

5月5日といえば、日本では子供の日ですね。鯉のぼりが空に舞い、端午の節句を祝いますね。

アメリカでは、5月5日といえば、Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)です。
ロサンジェルス事務所のある南カリフォルニアも含め、アメリカには多くの中南米の人が暮らしています。最近の著しい人口増加で、アメリカで2番目に多い人種となりました。様々な中南米の人種の中で、最も多いのがメキシコです。

Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)は、メキシコの祝日なのですが、メキシコ人にとって、とても大事な日で、メキシコ全体がお祭り騒ぎのようになるらしいです。

そして、アメリカで暮らす彼らにとっても、そのお祝いを忘れることなく、毎年、5月5日になると、各地でイベントが行われます。

パレードがあったり、公園にステージを設置し、伝統芸能を披露したりと子供から大人まで、一日中楽しんでいます。
さて、Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)の意味ですが、Cinco(シンコ)が5で、 Mayo(5月)なので、5月5日という意味になります。

なぜ国をあげて、お祝いするのかというと、フランス軍に戦争で打ち勝った、歴史的大勝利の日。メキシコは、もともとスペインに支配されていましたが、フランス軍もメキシコの豊富な資源に魅了され、メキシコ支配下にしようとしました。それに抵抗し、彼らに打ち勝った記念すべき日なのです。

Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)をメキシコの独立記念日を思われている方も多いみたいですが(私もそうでしたが)、独立記念日は9月16日で、この日がスペイン領から、開放された記念日です。勿論この日は、Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)以上に盛大なイベントが開催されます。

昨日メキシコレストランに行ったら、とても混み合っていて、1時間待ちでした。他の国の歴史に触れることのできる、貴重な一日です。

2013年5月5日日曜日

ロサンジェルスより 山火事発生

ロサンジェルスの北西に位置する、Camarillo(カマリロ)市で、大規模な山火事が発生しました。

たった五時間の間に、8,000エーカーもの広大な地域を焼き尽くし、今も火の勢いは止まっていません。さらに、春特有の強風がこの地域に吹き、更なる延焼が予想されています。
2,000もの家屋が危険にさらされ、既に15家屋が焼失しました。800人が避難し、まだ非難勧告が出されていない人達に、非難の準備をするようにと指示も出ており、今後この数も拡大する恐れがあります。

消火活動には、消防士200人、消防車96台、ヘリコプター6機、3台のエアクラフトが導入され、消火にあたっています。

山火事は、種類があり、自然に恩恵を与えるものと、そうでもないものがあるそうです。山の表面を這うように広がる山火事は、不必要な枯れ枝などを焼き、日光が地上まで行き渡ることで、新たな生命を作り出します。しかし今回のこの山火事は、木々を焼き尽くし、破壊していく火事の種類に入ってしまいます。
4-5年前にサンディエゴで山火事が発生した時には、何日もかけて、消化活動が行われ、車で移動すると2時間半ほど離れているロサンジェルス地域にまで、影響が出ました。
一刻も早く鎮火し、これ以上の被害が出ないことを願います。




2013年5月3日金曜日

「ポーランド祭 in 高岡」に参加しました


富山県高岡市で行われた「御車山祭り」と同時開催で行われた「ポーランド祭 in 高岡」に参加してきました!

おりしも日本列島は、20数年ぶりという「寒気」に覆われていたため、3月初旬の寒さと、あいにくの曇り空(時々雨)という厳しいコンディションの中、高岡市長をはじめ、たくさんの方が来場し、「ポーランド祭 in 高岡」を盛り上げてくださいました。

皆様、本当にありがとうございました。


高岡市長から「御車山祭り」にご招待を受けた、ツィリル・コザチェフスキ駐日ポーランド共和国大使も同時に高岡入りし、イベントにも一部参加していただきました。
ポーランドの民族衣装を着た、大使夫人と2人のお嬢様が会場に現れた時には、来場者から一斉に「きゃ〜、かわいい〜♡」という歓声があがりました。

以前ポーランドの民族舞踊を見た時のことです。可愛らしい民族衣装を着て登場した踊り手さんがご高齢の方だったので、その衣装と来ている人のギャップが、若干トラウマになっていたのですが・・・ 
可愛いお嬢様たちの姿を見て、すっかり解消した気がしています(笑)

夕方からは、ポーランド出身の美人シンガーソングライター「シャタ・クシュ(SHaTa QS)さん」のライブも行われ、ポーランドビールを片手にたくさんの方が歌を楽しんでしました。歌声はもちろんですが、本当にキレイ!! ライブ中、シャタ・クシュさんに見つめられた男性陣が、とても嬉しそうに恥ずかしがっていたのが、私の印象に残っています。


高岡入りする前から気になっていたお天気。
降水確率が40%以上というので、野外スペースでイベントが実施できるかどうか心配していたのですが、高岡のスタッフの「大丈夫ですよ!強力な“晴れ男”を3人用意しましたから!!」という言葉とおり、彼らの神懸かり的なパワーのお陰か?! 多少パラパラと雨が降った時もありましたが、ほとんど地面が濡れることもなく、2日間を過ごすことが出来ました! 当日朝の天気予報でも、降水確率80%と言われていたので、それを覆した晴れ男・・・恐るべしパワーです(笑)。





2013年5月1日水曜日

ワイン講座第1回レポート


はじめまして。
GMCスタッフのYasunaです。

GMCは食分野の仕事が結構多いです。昨年、フランス食品振興会の代表の方に弊社社長がインタビュー取材した際、私もアシスタントで同席しました。その時、フランス人のワインに対する社会的哲学感やワインの持つ奥深さに興味を抱きました。それ以来、いつかワインについて勉強してみたいと思っていました。実は今月からワイン講座に通いはじめました。その内容を毎月ご紹介させていただきます。
なお、上記振興会のインタビュー内容は次の英語サイトから見ることができます。弊社ではFoodex Japan(フーデックスジャパン)の海外出展者向け情報コンテンツの作成・提供をしています。Japan Today, Japan’s Buyers’ Interview, Exhibitor Feedbackなど担当しています。あわせてご覧ください。

ワイン講座、第1回のレポートです。


テーマは「フランスの特殊なボルドーワイン」。
全部で8種類のワインを年代別、シャトー別に飲み比べました。なかでも印象に残った4種類のワインを紹介します。

2009サンテステフ(コスデステゥルネルの50/50)」と「シャトーレゾルムドペズ Mg1991

今回驚いたのはワインの色の違いです。2009年と1991年では色が全く違います。ワインは新しいほど濃い紫色で、古いほどレンガ色になるそうです。写真の左側のグラスが2009年、右側が1991年です。写真で見ても色の違いが一目瞭然です(下の写真をご覧ください)。




(左:2009年、右:1991年)




「ソーテルヌ2009(ギローの50/50)」と「シャトークーテ2007バルザック」

上記の2種類は貴腐ワインと呼ばれる種類のワインです。貴腐ワインとはカビが生え、レーズンのような状態になったぶどうで作ったワインのことを指します。そのため、とても糖度の高い、「極甘口ワイン」ができます。食事とはあまり合わないようですが、熟成した貴腐ワインであれば飽きずに何本でも飲めるそうです。

2009年のほうはパイナップルのようなフルーティーな香りに少し酸味がありましたが、それ以上にとても甘くて驚きました。2007年のワインはセロリのような香りで、講師が「シロップ」「蜜」と呼ぶほど濃厚な甘さがありました。どちらも甘くて飲みやすいワインでした。

全くの駆け出しですので、十分なレポートは出来ませんが、頑張ります。
2回は5月下旬を予定しております。

【ワイン講座第2回目レポート】はこちらをクリック!

バイヤーズ・ベストフレンド

先日の展示会で、BUYER'S BEST FIENDというブースがいくつもあり、いったい、このブースは何なのだろう・・・と思い調べてみました。バイヤーズ・ベストフレンド というネット上の、食品、健康関連商品、美容に特化した、卸リスティングサイトで、現在は、2000社の販売会社と、6000社のバイヤーが登録されているとか。

なんと、登録は無料。

ただ、特別プロモーションサービスを利用するときのみ、フィーを支払うもので、特別サービスの中には、主要展示会への出展(1コマ1メートルぐらいの小コマ)や、主要小売店へのサンプル送付などがあり、それも格安でサービスが提供されています。

展示会は、Natural Products Expo (ナチュラル・プロダクツエクスポ)や、Fancy Food Show(ファンシー・フードショー)などの食品が中心の展示会に出展しています。

アメリカでテストマーケティングがしたい食品、健康、美容関連の日本企業には、最適にサービスのように思います。

このサービスの詳細は、mail@gm-group2.net 新美までご連絡ください。