昨年はフランス・ボルドー地方のワインを比較してきましたが、今年からは別の地域に入ります。
カバやシェリーで有名なスペインワインです!
まずは、スペインワインの種類から紹介します。
●赤ワイン(Vino Tinto)
伝統的なクラシックタイプと最近のモダンタイプに分かれています。主な産地はリオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、トロ、プリオラート。
●白ワイン(Vino Blanco)
主な産地はリアス・バイシャス、エルダ、ベネデス、バルデオラス。
●カバ(Cava)
シャンパーニュ地方から技術を持ち帰った醸造家がスペインのぶどうで作ったスパークリングワインです。主な産地はカタルーニャ・白と赤など。
●シェリー(Jerez)
独自の製法でつくられた酒精強化ワインです。主な産地はヘレス。
今回テースティングしたワインは、
●Lagar de Besade 2010 Albarino Rias Baixas
●Gran Caus Blanco 2004 Penedes
●Mas Oliveras 2011 Catalunya
●Finca Sandval 2005 Manchuela
●Ferratus 2005 Ribera del Duero
(下の写真は左から右に並んでいます)
まずは、白ワインのLagar de Besadeから。
↓ ↓ ↓
上の写真だと見にくいですが、少しシュワシュワしていました。下の写真(右端)だと泡が確認できると思います。さっぱりとして飲みやすい味でした。
次がGran Caus Blanco(下の写真の右から2番目)。こちらのほうが香りが甘く、講師曰く「蜜のよう」でした。
↑最後に赤ワインのMas Oliveras(上の右から3番目)と↑
↓下のFerratus(左)とFinca Sandval(右)です↓
赤ワインは3種類とも色が濃く、年代が違う割には大きな差がありませんでした。フランスワインは年代によって色が大きく変わるので、少し驚きました。
スペインのワインはレストランなどに直接卸している場合が多く、市場にはそこまで出回っていないそうです。そのため、お気に入りを見つけるのが難しいかもしれないですね。