ワイン講座第4回
前回から少し間があいてしまいました。
東京は30℃を超える暑い日々が続いています。外に立っているだけで汗が止まりません。
さて、今回のワイン講座では20年以上熟成されたシャトーコルバン1985年とシャトーリリアンラドゥーイ1990年を飲みました。
どちらも長い間保管されていたワインなので、澱(おり)が舞わないように気をつけながら先生がソムリエナイフではなく、特別なワインオープナーを使用してボトルを開けていました。古いワインを開ける場合は下の画像のように短い刃と長い刃の二枚ついたオープナーでコルクの両端に慎重に挟み込み、回転させながらコルクをゆっくり上に引っ張っていきます。ここで注意するポイントは力任せに引っ張らないことです。コルクは20年も経つと劣化し、非常に折れやすくなっています。そのため、半分ほど瓶から出たところで折れる場合もあります。今回は先生が開けた1985年のコルクが途中で半分だけボトルに残ってしまいました。それをとるためにソムリエナイフをコルクに斜めに差し込み丁寧に引っ張り上げていました。
(http://www.wineac.co.jp/shopping/corkscrew/jitano/img/jitano-l.jpg)
折れてしまったコルクは劣化し、ボロボロでした(下の画像)。このようなやらわかくなったコルクに普通のワインオープナーを使ってしまうと、真ん中だけが抜けてちくわのようになってしまうそうです。
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