2016年8月19日金曜日

トルコの果樹園に残された心温まる置き手紙

トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>
トルコ北西部ブルサのイズニック市にある果樹園から、ちょっと微笑ましいニュース。

イフラス通信社が7月7日に一報を、さらに7月13日に後日談を掲載していたのをまとめてみました。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

断食月明けの祝日のあと、二日ぶりに自分の果樹園に戻った園主が、一本の木に括りつけられた5リラのお金と次のように書かれたメモを見つけました。

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「良い祝日を!アプリコットとプラムを頂きました。妻が妊婦なもので、ご容赦ください。」


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どうやら、果樹園の中を車で通り抜けていた誰かが、道中で果実を食べたくてたまらなくなった妊婦の妻のために、少しばかり果樹園から失敬し、その代金をメモと一緒に木に括って立ち去ったようです。



園主は「こんな同胞がいることを誇りに思う」といたく感激し、すぐさまFacebookに投稿、瞬く間に拡散し、この知らせはメモを残した当人、ソネル・カヤさんに届きました。

カヤさんのこの行為が同業者組合の道義を体現するモデルであるとして、ペンディック同業者組合から『Ahilik Beratı (同業者証)』が授与されることに。

記者からのインタビューに答えるカヤさんは次のように話しています。

「家族で新しく開通するオズマン・ガーズィ橋を見るためにブルサに向かっていたんですが、途中<イズニック>と書かれた標識が見えて、たぶん何か史跡などあるんじゃないかと思って立ち寄ったんです。道の両脇は果樹園になっていて、しばし鑑賞するために車を止めたのがアリさんの果樹園でした。地面に落ちている実を少し失敬して食べたんですが、妻は妊婦なので落ちている実を食べさせるわけにはいかない、でも私たちが食べているのを見て妻はたまらなくなったようで。やむを得ずアプリコットとプラム、それからリンゴを一つずつ木からもいで食べさせました。」

「それから、メモを残そうと思いついたんです。書いたメモとお金をリンゴの木に括りつけてその場を後にしました。それから二日後、SNSで見かけて、園主にたどり着きました。祝日の後伺って、改めて彼らの許しを頂戴できました。私たちを我が子のように迎えてくださって、さらにカゴいっぱいのプラムとオリーブ、それにオリーブオイルを贈ってくれました。私が残したメモと5リラは額縁に入れて飾られていました。私の取った行動が、後々若い世代のお手本になればと思います。」


仁義に篤いトルコの人々ならではの、素敵なエピソードですね☆




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2016年8月17日水曜日

リオ五輪、トルコの注目選手

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

オリンピック開催中、眠れない日々を過ごしている方も多いことと思います。

各国選手の超人的な技能に目を見張り、緊張に息をのみ、激しい戦いに手に汗握り、歓喜や悔し涙をともにする…世界中の多くの人が共有できるイベントとして、やはり五輪の力は偉大だと実感します。

メディアからは各種競技で日本人選手の華々しい活躍が報じられていますが、一方日本以外の国に関してはボルト選手レベルのスーパースターでなければなかなか私たちが情報に触れる機会がないのは残念です。

せっかくトルコ情報サイトですので、トルコの選手団と注目選手について少しご紹介いたします。

トルコは代々レスリング重量挙げが非常に強い国です。
今回の五輪でも、現時点で合計3個の獲得メダルはこれらの競技によるもの。
(レスリングで銀と銅を各1個、重量挙げで銀を1個)

ダニヤル・イスマイロフ選手:重量挙げ男子69㎏級・銀メダル

リオ・オリンピックでトルコ初のメダルをもたらしたのは、24歳トルクメン出身のイスマイロフ選手。

ルザ・カヤルプ選手:レスリング男子グレコローマン130㎏級・銀メダル

今回惜しくも銀メダルとなったカヤルプ選手。金メダルだけを目指してきたと悔しさをにじませます。
「前回が銅メダルで今回が銀メダル。2020年東京で必ず金を獲得する」と宣言しています。

ジェンク・イルデム:レスリング男子グレコローマン98㎏級・銅メダル

ロンドンではメダルに手が届かず、今回初めて獲得したオリンピックのメダルに喜びを隠せない様子。今30歳のイルデム選手は、「東京オリンピックで金メダルを取って華々しく引退したい」と話しています。

バスケットボール女子も頑張りました。

トルコで「バスケの妖精たち」と形容されるトルコ女子チームの精鋭たち。
リーグ予選で日本チームに76-62で勝利し、順調に勝ち進んでいましたが、準々決勝で64-62と僅差でスペインに敗れ、惜しくも4強を逃しました。

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本日以降、まだ残っているトルコの出場競技は以下の通り。

・男子ハンマー投げ
・カヌー・スプリント女子カヤックシングル500m
・男子5000m
・レスリング女子フリースタイル53kg級/58㎏級/63kg級/69㎏級/75kg級
・近代五種女子個人
・男子200m
・男子4×100mリレー
・テコンドー男子68㎏級
・男子400mハードル
・テコンドー女子67㎏級
・レスリング男子フリースタイル57㎏級/74㎏級
・女子5000m

特に注目すべきは、やはり女子レスリング
トルコでレスリングと言えばオイル・レスリングが有名ですが、オイル・レスリングの本場エディルネで練習を積んだ精鋭たち↓↓↓

本日8月17日は、58㎏級:エリフ・イェシルウルマック選手/69㎏級:ブセ・トスン選手
明日8月18日は、53㎏級:ベディハ・ギュン選手/63㎏級:ハフィゼ・シャーヒン選手/75㎏級:ヤセミン・アダール選手
が出場します。
強豪・日本勢との闘いは見られるのか、期待が高まります。

本日男子ハンマー投げ予選に出場するエシュレフ・アパク選手は、2004年アテネ・オリンピックで銅メダルに輝いた34歳のベテラン選手。この時は、もともと4位だったのが、銅メダル獲得のハンガリー選手のドーピングによるメダル剥奪で繰り上がり入賞となり、世界の注目を集めました。トルコの陸上選手がオリンピックでメダルを獲得したのは、この時実に50年以上ぶりだったとのこと。


また、20日の女子5000m決勝には、第一ラウンドを8位で通過した、ケニア出身トルコ人のヤセミン・ジャン選手の出場が決まっています。


もうひとつ、トルコの大手紙Cumhurriyetにちょっとおもしろい記事があったのでご紹介します。
男子200mの予選を10位で通過したトルコのラミル・グリエフ選手



新聞には次のような見出しが躍っています。

『ウサイン・ボルトを超えたトルコからの唯一の名前』
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陸上男子200m予選で準決勝に勝ち上がったラミル・グリエフは、総合順位でウサイン・ボルトを抜いた。もう一人のトルコ人選手ジャック・アリ・ハーヴェイは予選落ちとなった。グリエフは、総合順位でボルトを下したトルコ人として唯一の名前となった。
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予選とはいえ「ボルトを超えた」と言い切ってしまうあたり、さすがトルコの新聞です(笑)。

20.23秒のタイムで10位通過した26歳のラミル・グリエフ選手。
一方、予選通過のためだけに余裕の走りを見せたウサイン・ボルト選手のタイムは20.28秒。
その差、わずかに0.05秒…。

いずれにせよ、高順位につけているグリエフ選手の実力は確かなもの。
インタビューでは、特に意識しているライバルとして、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)、ラショーン・メリット(アメリカ)、ジャスティン・ガトリン(アメリカ)の3人の名前を挙げています。

準決勝での本気勝負に期待したいと思います。

トルコ選手の活躍、まだまだ見逃せません!!


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2016年8月10日水曜日

プーチン大統領×エルドアン大統領、歴史的会談

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>


8月9日、ロシアのサンクトペテルブルグで、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領の会談が実現しました。

http://www.cumhuriyet.com.tr/haber/turkiye/581727/Putin-Erdogan_zirvesi..._Adim_adim_normallesme.html

昨年11月にトルコ領空を侵犯したとしてトルコ軍がロシア戦闘機を撃墜した事件により、一気に悪化した両国関係。両国ともに一歩も主張を譲らず、関係は急速に冷え込みました。ロシアはトルコに対して様々な分野での制裁を決定し、特に受注・青果・エネルギー・観光セクターでトルコは大きなダメージを受けました。
トルコ統計局のデータによると、二国間貿易は今年上半期で昨年の130億ドルから85億ドルに落ち込み前年比35%減。各セクターで、今回の会談に対する期待は高く、ここ連日トルコの時事はこの会談の実現を注視していました。

冷え切った両国の関係の正常化に向けた最初の一歩は、6月12日「ロシアの日」にプーチン大統領にあててエルドアン大統領が送った手紙でした。手紙の中で、エルドアン大統領はトルコを代表してロシアの日を祝うとともに、トルコとロシアの関係修復を願う旨をつづりました。
その後、6月29日、戦闘機撃墜事件後初めて両大統領の電話会談が実現。
7月1日には両国上層部同士の会談がソチで実現しました。
同日プーチン大統領はトルコ向けツアー販売禁止およびチャーター機の航行を含む制裁の解除に向けた決定にサインし、翌日にはトルコのリゾート地は再びロシア人に最も人気の観光エリアに返り咲きました。(※今年上半期で、ロシアからトルコへの観光客の数は、前年比87%減の18万4千人に落ち込んでいました。)
7月15日にトルコで起こったクーデター未遂事件に際しては、真っ先にエルドアン大統領にお悔やみの電話をかけてきた内の一人がプーチン大統領でした。
7月26日にはシムシェキ副首相とゼイベクチ経済大臣がモスクワでトルコ産食品に対する貿易障壁の撤回に向けた交渉を開始しています。(※ロシアは1月1日付けで、青果物や鶏肉など主だった項目でトルコからの食品の輸入を禁止していました。)

今回の大統領会談は、こうした両国間の歩み寄りを決定づけ、協力関係の復活を宣言するもので、ゆえに「歴史的会談」と報じられています。

エルドアン大統領のサンクトペテルブルク訪問には、関係閣僚に加え、ロシアで多大な投資を行っている多数のビジネス界の要人からなる一団も同行。「双方向の業務提携を再び高いレベルに引き上げること、また今日の地域的かつ国際的な問題に取り組むことが期待される」とエルドアン大統領は事前に話しており、トルコ現地メディアも、戦闘機撃墜以前の二国間貿易の目標額1000億ドルを再び掲げ、「1000億ドルの握手」などと報じています。

トルコ-ロシアの経済関係で最重要分野は、やはりエネルギーと観光です。天然ガスの輸入や、「ターキッシュ・ストリーム」(トルコ経由の天然ガスパイプライン敷設案件)やロシアが進めているトルコ初の原子力発電所となる「アックユ・プロジェクト」といった事業など、エネルギー事業における提携は両国が最も重要視するところです。今回の会談で、凍結していたこれらの交渉・進行が再び活性化することとなりました。

エルドアン大統領を出迎えたプーチン大統領は、ロシア戦闘機撃墜に関して言及し、次のように話しました。
「両国間には非常に良い関係が築かれていたが、11月に我が国の戦闘機が撃墜されパイロットが命を落としたことで関係が冷え込んでしまった。そのような折に貴国でクーデターの企てが起こった。今トルコの内政にとって非常に厳しい状況であるにも関わらずあなたが我が国を訪問してくださったことは、我々両国ともに双方向の関係正常化を願っている表れだ。このことは両国の国民の利益となるだろう。私はロシア首脳として、クーデター発生後真っ先にあなたに連絡を取った者の一人であると自負している。我々は法に反するあらゆる企てに反対する。あなたの主導のもと、トルコ国民のみなさんがこの問題を乗り越えることを祈っている。」

これに対し、エルドアン大統領は次のように話しました。
「あの残念な事件の後、これほど早く二者会談が実現できたことに心より感謝する。今踏み出した一歩、そしてこれから踏み出す一歩で、我々はこれまでとは大きく異なるプロセスに進みだすと信じている。7月15日のクーデター未遂を受け、翌日首脳レベルで貴国が連絡してきてくれたことは、私たちメンバーだけでなく、国民全ての喜ぶところだった。先週日曜、トルコ国民は広場に集結し、クーデター反対の意思を明らかにした。今、私たちの間で交わされる対話には、両国の国民だけでなく、全ての地域の重要な政治的期待が寄せられている。我が国が貴国と進める提携が、我々の地域における数多くの問題に解決策をもたらすと信じている。」


大統領および訪問団クラスの会談の後、食事が用意された各テーブルには、プーチン大統領とエルドアン大統領が固い握手を交わす写真がプリントされた記念皿が注目を集めました。

http://www.haberler.com/erdogan-ve-putin-heyetler-arasi-calisma-yemegine-8685893-haberi/

両大統領の共同記者会見で、プーチン大統領は、
「建設的な話し合いとなった。両国とも、危機の前のレベルに引き戻すことを最優先と考えており、トルコの同志と力を合わせて困難を乗り越えていけると考えている。」
と前向きに話しました。

エルドアン大統領も
「包括的かつ効果的な話し合いができた。トルコ-ロシアの関係はただ二国間だけでなく、同時に地域として平和のための重要な意味合いを持っている。」
と述べました。

シリア問題に関する議論も持たれ、双方ともに両国家間の見解の違いはあるものの、シリアのために民主主義の立場は両国に共通するところであり、ふさわしい解決策を見つけていきたいとしています。

この後、両大統領はシリア危機について再び会談を持ち、トルコ国家諜報局顧問ハーカン・フィダン氏を交えて2時間半話し合いました。
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トルコとロシアの歩み寄りによって、今後世界の情勢や経済がどのように動くのか、世界的な注目が集まっています。

<ニュースソース>
http://www.hurriyet.com.tr/100-milyar-dolarlik-tokalasma-40185566
http://www.hurriyet.com.tr/st-petersburg-mesajlari-40187436


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2016年8月4日木曜日

今シーズンのトルコ産青果ブドウ、輸出開始!

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

レーズンで有名なサルタナ種のブドウ、実は青果の状態でも大きな外貨を稼ぐ産品のようです。

8月3日に今シーズンの生ブドウ輸出が開始された、とのニュースが出ていたので、ご紹介します。

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『サルタナ種の生ブドウ、国外へ出荷始まる』



http://www.eib.org.tr/basinodasi.asp?HaberId=90CCC9249B92422297F7B54F6EFFC8D5



トルコの伝統的な輸出品であるサルタナ種生ブドウの輸出が、201683日水曜日に開始された。生ブドウ輸出の70%をロシアに送っているブドウ生産者たちは、89日に予定されているエルドアン大統領とプーチン大統領の会談が良い方向に進むことを期待している。


サルタナ種生ブドウの収穫物は昨年に比べ生産量の増加が期待されている。エーゲ青果物輸出業者組合会長のルザー・セイヤール氏は、サルタナ種生ブドウの輸出が2014年には186千トン、2015年には131千トンであったこと、2016年には15~16万トンの輸出を目指していると話した。


エルドアン大統領とプーチン大統領の会談が青果物輸出にとって非常に重要であると強調するセイヤール氏は、
「ロシア市場が過去ほどの強さではないにせよ、ロシア市場が輸出の面でオープンであることが分かれば、業界にとって心理的なモチベーションをもたらすことになる。ロシアとの合意が成立すれば生ブドウの輸出にも良い影響を与えるだろう。さもなければ、トルコで収穫された生ブドウを他の輸出市場や国内市場で消費させることは不可能だ。余れば全てレーズンに加工される。生産者の努力が報われなくなってしまう。」と話した。


トルコの生食用ブドウ生産の中心地であるアラシェヒル-サルギョル-ブルダン地域では、収穫量も品質も申し分ないとサイヤール氏。サルタナ種ブドウのブドウ畑が今年は例年より15日早く芽吹いたため、それに伴い収穫と輸出の時期が昨シーズンに比べ約1週間前倒しとなったと話した。


エーゲ輸出機構のデータによれば、トルコは2015131,475トンのサルタナ種生ブドウを輸出し、105,552,000ドルの外貨を獲得した。トルコの青果物輸出総計は175,882トンで、輸出額は141,479,000ドルだった。ロシアへの輸出は97,470,000ドルで輸出総額の69%を占めている。次いでドイツが9,500,000ドル、サウジアラビアが6,200,000ドルと続く。トルコは2015年に46か国に生食用ブドウを輸出した。

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残念ながら青果物としてのトルコ産ブドウはまだ日本に入ってきていませんが、レーズンで有名なサルタナ種、ぜひ一度生食で味わってみたいものです。

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2016年7月27日水曜日

非常事態宣言とトルコ経済に対する影響について~ISPATより

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

7月15日深夜に起こったトルコのクデーター未遂事件は、世界中を驚かせ、その緊迫した情勢は事細かく報じられました。
企ては失敗に終わり、今トルコ政府は秩序と信頼の回復に向けて取り組んでいます。

昨今、ISやクルド系などのテロ活動がトルコのイメージを悪化させてしまっているのは非常に残念なことです。そこに加えての今回の一連の騒動。これまでの多くの方々の尽力で築かれてきた日本とトルコの友好関係や良好なビジネス関係に、こういったネガティブなイメージが悪影響を及ぼさないことを祈ります。

トルコ政府投資促進機関ISPATの情報サイトに掲載されている、今回のクーデター未遂事件およびトルコ政府の非常事態宣言に関する公式コメントを転載します。

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  21.07.2016



715日夜、トルコ軍の一部がトルコの複数の都市、特にアンカラとイスタンブールでクーデターを企てました。当初から国民は、民主的に選ばれたリーダー、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の側に立ち、この企てに抵抗しました。国の民事法と秩序を回復するため、警察と検察が直ちに必要な措置をとりました。



クーデターが失敗に終わったことを受け、720日には政府による一連の政策措置がとられました。そして国家安全保障会議と内閣による閣議の結果、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は3ヶ月の非常事態を宣言しました。この宣言についてメフメト・シムシェッキ副首相は、この措置はクーデター首謀者の責任を問い、関わった者を特定し、素早く裁判にかけることを目的としていると述べています。このトルコの非常事態宣言には、行動、集会、報道の自由等を制限するものではなく、一般市民の生活とビジネスに影響を与えることはないとシムシェッキ副首相は述べています。



無事鎮圧されたクーデターの企てがトルコの金融システムの上昇機運に影響を与えるという危惧は合理的ではありません。 トルコ共和国中央銀行が、金融市場を後押しし、銀行システムがネガティブな影響に晒されることがないよう、流動性の条件の緩和など一連の政策措置をとりました。また、トルコの銀行システムは、2001年と2008年の危機から素早く立ち直り、過去2年間のテロ攻撃や地政学的リスクなどによる一時的なショックからの回復力も実証してきました。今回のクーデターによる短期的な影響の可能性は否めませんが、主要な経済指標の悪化を伴うものではありません。



720日、スタンダード & プアーズは、トルコの外貨格付けをBB+から一つ下のBBに格下げし、見通しをネガティブ(弱含み)としました。この根拠のない格付けによる短期的な悪影響にも関わらず、金融市場は今後数日のうちに不確実性を克服し、安定することが期待されています。トルコの銀行は、競合する他行と比較して、より高い自己資本十分性と低い不良債権比率を誇っています。さらに、トルコ政府は新しい構造改革を計画しており、早期選挙の可能性が低いこと、そして強い国内消費がともに成長を刺激し、トルコの信頼の回復を速めるでしょう。
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2016年6月28日火曜日

ワールド・フード・イスタンブル2016

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

2016 年9⽉1⽇〜4⽇にかけて、イスタンブルのCNR EXPOにて、⾷品全般の国際展⽰会『World Food Istanbul2016』が開催されます。

農業⼤国であるトルコでは、世界⼀の⽣産量を誇るヘーゼルナッツやドライいちじくをはじめとする多 くの農産物が⽣産・輸出されています。また、肥沃な⼤地で収穫されるこれらの⾷材を活かした⾼品質 な加⼯⾷品も周辺国を中⼼に世界各国に輸出されております。





この展示会に合わせて、トルコ共和国経済相は日本からのバイヤーズミッションを招聘いたします。トルコおよびその他の海外出展者の製品をご覧いただき、ご商 談いただける機会となっておりますので、是⾮この機会に視察団 (8⽉30⽇〜9⽉2⽇) にご参加されてみてはいかがでしょうか。

【トルコ共和国経済相がご提供する内容】
・ホテルご宿泊および朝食
・商談場所
・空港-ホテル間および展示会場への送迎
(※日本-トルコ間の航空費用は各自ご負担となります)

【スケジュール】
8月30日(火)  イスタンブール着
8月31日(水)  トルコ企業とのマッチング
9月1日(木)   展示会訪問・工場見学 など
9月2日(金)   イスタンブールより帰国

【出展品・出展企業概要】
鮮魚・海鮮品 / 肉類・家きん肉 / 乳製品 / 冷凍食品 / 飲料類 / 菓子・デザート
製菓材料 / パスタ・マカロニ類 / 油類 / スパイス・ハーブ類 / 缶詰・ソースなど  他

参加のお申し込みはトルコ大使館商務部(担当:齋藤様)までお問い合わせください。
申し込み締め切り:8月19日

【お問合わせ先】トルコ大使館商務部(担当:齋藤様)
  TEL:03-3470-6723     e-mail: tokyo1@economy.gov.tr

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DISCOVER TURKISH FOODS ~ミシュランシェフによるトルコ食材の夕べ~

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

2016615日(水)、渋谷のTOKYO MAIN DININGにて、トルコ食材プロモーションイベント第一弾である『DISCOVER TURKISH FOODS~ミシュランシェフによるトルコ食材の夕べ~』が開催されました。


会場にはプレス・メディア関係者、フード・スタイリスト/アナリスト、商社、インポーター、小売業、飲食業、ホテルなど、実に様々な分野から100名近くのお客様がお集まりくださいました。

トルコ側は、主催者のエーゲ輸出機構(EIB)およびトルコ大使館商務部が参加。会場は満席となりました。


まず、EIB会長のサブリ・ウンルトゥルク氏からご挨拶。
「トルコは600億ドル近い農産物生産量を誇り、ヨーロッパ最大、世界でも第七位の生産大国です。日本も食品輸入大国として知られていますが、残念ながらトルコ産品はほとんど入ってきていません。農産物セクターがトルコと日本の民間セクターにとって提携の重要なチャンスとなると思っています。両国の友好の歴史のもと、二か国間の距離を乗り越えて、私たちはさらに絆を深めていくことができると思います。」


次に、トルコ大使館公使デハ・エルペキ氏からのご挨拶。
「トルコと日本の貿易額は35億ドル程ですが、ポテンシャルはもっと高いと信じております。トルコは歴史的に異文化を保護してきました。トルコの料理が非常に幅と奥行きを持つのはそのためです。日本の皆さんに、ぜひその価値を知っていただきたいと思っています。」

メーンイベント、ミシュラン一つ星店『鈴なり』オーナーシェフの村田明彦氏が登場。
メニュー開発した三品を、ひとつひとつその場で作りながらご紹介していただきました。


  トマトオイル漬け入り胡麻葛豆腐クミンを入れた醤油ジュレ掛け
トルコ産の濃厚で薫り高いゴマペーストで仕込んだ胡麻豆腐に、クミンの香りがアクセント。

  茄子と海老と木の実のイチリ・キョフテ風田楽
注目の新食材ブルグルを和食風にアレンジ。熟れたアケビを模した形状にこだわりました。

  アシュレ風みつ豆


トルコのお汁粉アシュレをみつ豆風にアレンジ。アイスとの相性も抜群。


三品目のデモが終わり、関係者フォトセッション。




次はEIBの専門員テュマイ・チェティネル女史によるプレゼンテーション『Discover Turkish Foods』。トルコ食材の魅力、日本とトルコの貿易関係、共同事業などについて映像を交えて話しました。





ミシュランシェフ開発メニューの残り二品も登場。
  焼き鯛の飯蒸し



出汁を効かせてふっくら炊き上げたブルグルがとても美味!わさびも効いてます。

⑤ 焼目鶏と焼目大根の田舎煮



スープの中に沈むレンズ豆と柚子胡椒の相性の良さに驚きました。

さらに二部からはアルコールも解禁。トルコの人気のビール『Efes』、有名ワイン『Urla』、高級ラク『Tekirdag』など、参加者の方々にトルコのお酒も併せて味わっていただく機会となりました。
ギターとピアノによるジャズの生演奏とともに、トルコ食材をきっかけに集まった各業界の方々に、有意義なネットワーキングの時間をお楽しみいただけたのではないかと思います。新聞社の方によるご取材などもこの時間に行っていただきました。



参加者の皆様にはお帰りの際にEIBからのお土産をお渡ししました。


中身は「トルコ食材セット」。

 

オリーブオイルが入ったガラス製の箸には、日本の食卓にトルコ食材が浸透する願いが込められています。
瓶詰のオリーブオイ ル、ブルグル、ドライトマト、さらに箱詰めになったオレガノ、セージ、ドライフルーツが入っています。木製の小皿はオリーブオイルの瓶を乗せたり、ドライフルーツを乗せたり、お好みで使っていただけます。
少し重たいお土産でしたが、皆様にはおおむね喜んで頂けたようで、胸をなでおろしております。

食の分野で影響力のある方々、トルコ食材を輸入されている方々、非常に数多くの皆様にご来場いただき、ご紹介させていただけて、事務局一同大変うれしく思っております。
引き続き、イベント第二弾を準備開始します!!


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