2016年7月27日水曜日

非常事態宣言とトルコ経済に対する影響について~ISPATより

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

7月15日深夜に起こったトルコのクデーター未遂事件は、世界中を驚かせ、その緊迫した情勢は事細かく報じられました。
企ては失敗に終わり、今トルコ政府は秩序と信頼の回復に向けて取り組んでいます。

昨今、ISやクルド系などのテロ活動がトルコのイメージを悪化させてしまっているのは非常に残念なことです。そこに加えての今回の一連の騒動。これまでの多くの方々の尽力で築かれてきた日本とトルコの友好関係や良好なビジネス関係に、こういったネガティブなイメージが悪影響を及ぼさないことを祈ります。

トルコ政府投資促進機関ISPATの情報サイトに掲載されている、今回のクーデター未遂事件およびトルコ政府の非常事態宣言に関する公式コメントを転載します。

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  21.07.2016



715日夜、トルコ軍の一部がトルコの複数の都市、特にアンカラとイスタンブールでクーデターを企てました。当初から国民は、民主的に選ばれたリーダー、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の側に立ち、この企てに抵抗しました。国の民事法と秩序を回復するため、警察と検察が直ちに必要な措置をとりました。



クーデターが失敗に終わったことを受け、720日には政府による一連の政策措置がとられました。そして国家安全保障会議と内閣による閣議の結果、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は3ヶ月の非常事態を宣言しました。この宣言についてメフメト・シムシェッキ副首相は、この措置はクーデター首謀者の責任を問い、関わった者を特定し、素早く裁判にかけることを目的としていると述べています。このトルコの非常事態宣言には、行動、集会、報道の自由等を制限するものではなく、一般市民の生活とビジネスに影響を与えることはないとシムシェッキ副首相は述べています。



無事鎮圧されたクーデターの企てがトルコの金融システムの上昇機運に影響を与えるという危惧は合理的ではありません。 トルコ共和国中央銀行が、金融市場を後押しし、銀行システムがネガティブな影響に晒されることがないよう、流動性の条件の緩和など一連の政策措置をとりました。また、トルコの銀行システムは、2001年と2008年の危機から素早く立ち直り、過去2年間のテロ攻撃や地政学的リスクなどによる一時的なショックからの回復力も実証してきました。今回のクーデターによる短期的な影響の可能性は否めませんが、主要な経済指標の悪化を伴うものではありません。



720日、スタンダード & プアーズは、トルコの外貨格付けをBB+から一つ下のBBに格下げし、見通しをネガティブ(弱含み)としました。この根拠のない格付けによる短期的な悪影響にも関わらず、金融市場は今後数日のうちに不確実性を克服し、安定することが期待されています。トルコの銀行は、競合する他行と比較して、より高い自己資本十分性と低い不良債権比率を誇っています。さらに、トルコ政府は新しい構造改革を計画しており、早期選挙の可能性が低いこと、そして強い国内消費がともに成長を刺激し、トルコの信頼の回復を速めるでしょう。
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2016年6月28日火曜日

ワールド・フード・イスタンブル2016

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

2016 年9⽉1⽇〜4⽇にかけて、イスタンブルのCNR EXPOにて、⾷品全般の国際展⽰会『World Food Istanbul2016』が開催されます。

農業⼤国であるトルコでは、世界⼀の⽣産量を誇るヘーゼルナッツやドライいちじくをはじめとする多 くの農産物が⽣産・輸出されています。また、肥沃な⼤地で収穫されるこれらの⾷材を活かした⾼品質 な加⼯⾷品も周辺国を中⼼に世界各国に輸出されております。





この展示会に合わせて、トルコ共和国経済相は日本からのバイヤーズミッションを招聘いたします。トルコおよびその他の海外出展者の製品をご覧いただき、ご商 談いただける機会となっておりますので、是⾮この機会に視察団 (8⽉30⽇〜9⽉2⽇) にご参加されてみてはいかがでしょうか。

【トルコ共和国経済相がご提供する内容】
・ホテルご宿泊および朝食
・商談場所
・空港-ホテル間および展示会場への送迎
(※日本-トルコ間の航空費用は各自ご負担となります)

【スケジュール】
8月30日(火)  イスタンブール着
8月31日(水)  トルコ企業とのマッチング
9月1日(木)   展示会訪問・工場見学 など
9月2日(金)   イスタンブールより帰国

【出展品・出展企業概要】
鮮魚・海鮮品 / 肉類・家きん肉 / 乳製品 / 冷凍食品 / 飲料類 / 菓子・デザート
製菓材料 / パスタ・マカロニ類 / 油類 / スパイス・ハーブ類 / 缶詰・ソースなど  他

参加のお申し込みはトルコ大使館商務部(担当:齋藤様)までお問い合わせください。
申し込み締め切り:8月19日

【お問合わせ先】トルコ大使館商務部(担当:齋藤様)
  TEL:03-3470-6723     e-mail: tokyo1@economy.gov.tr

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DISCOVER TURKISH FOODS ~ミシュランシェフによるトルコ食材の夕べ~

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

2016615日(水)、渋谷のTOKYO MAIN DININGにて、トルコ食材プロモーションイベント第一弾である『DISCOVER TURKISH FOODS~ミシュランシェフによるトルコ食材の夕べ~』が開催されました。


会場にはプレス・メディア関係者、フード・スタイリスト/アナリスト、商社、インポーター、小売業、飲食業、ホテルなど、実に様々な分野から100名近くのお客様がお集まりくださいました。

トルコ側は、主催者のエーゲ輸出機構(EIB)およびトルコ大使館商務部が参加。会場は満席となりました。


まず、EIB会長のサブリ・ウンルトゥルク氏からご挨拶。
「トルコは600億ドル近い農産物生産量を誇り、ヨーロッパ最大、世界でも第七位の生産大国です。日本も食品輸入大国として知られていますが、残念ながらトルコ産品はほとんど入ってきていません。農産物セクターがトルコと日本の民間セクターにとって提携の重要なチャンスとなると思っています。両国の友好の歴史のもと、二か国間の距離を乗り越えて、私たちはさらに絆を深めていくことができると思います。」


次に、トルコ大使館公使デハ・エルペキ氏からのご挨拶。
「トルコと日本の貿易額は35億ドル程ですが、ポテンシャルはもっと高いと信じております。トルコは歴史的に異文化を保護してきました。トルコの料理が非常に幅と奥行きを持つのはそのためです。日本の皆さんに、ぜひその価値を知っていただきたいと思っています。」

メーンイベント、ミシュラン一つ星店『鈴なり』オーナーシェフの村田明彦氏が登場。
メニュー開発した三品を、ひとつひとつその場で作りながらご紹介していただきました。


  トマトオイル漬け入り胡麻葛豆腐クミンを入れた醤油ジュレ掛け
トルコ産の濃厚で薫り高いゴマペーストで仕込んだ胡麻豆腐に、クミンの香りがアクセント。

  茄子と海老と木の実のイチリ・キョフテ風田楽
注目の新食材ブルグルを和食風にアレンジ。熟れたアケビを模した形状にこだわりました。

  アシュレ風みつ豆


トルコのお汁粉アシュレをみつ豆風にアレンジ。アイスとの相性も抜群。


三品目のデモが終わり、関係者フォトセッション。




次はEIBの専門員テュマイ・チェティネル女史によるプレゼンテーション『Discover Turkish Foods』。トルコ食材の魅力、日本とトルコの貿易関係、共同事業などについて映像を交えて話しました。





ミシュランシェフ開発メニューの残り二品も登場。
  焼き鯛の飯蒸し



出汁を効かせてふっくら炊き上げたブルグルがとても美味!わさびも効いてます。

⑤ 焼目鶏と焼目大根の田舎煮



スープの中に沈むレンズ豆と柚子胡椒の相性の良さに驚きました。

さらに二部からはアルコールも解禁。トルコの人気のビール『Efes』、有名ワイン『Urla』、高級ラク『Tekirdag』など、参加者の方々にトルコのお酒も併せて味わっていただく機会となりました。
ギターとピアノによるジャズの生演奏とともに、トルコ食材をきっかけに集まった各業界の方々に、有意義なネットワーキングの時間をお楽しみいただけたのではないかと思います。新聞社の方によるご取材などもこの時間に行っていただきました。



参加者の皆様にはお帰りの際にEIBからのお土産をお渡ししました。


中身は「トルコ食材セット」。

 

オリーブオイルが入ったガラス製の箸には、日本の食卓にトルコ食材が浸透する願いが込められています。
瓶詰のオリーブオイ ル、ブルグル、ドライトマト、さらに箱詰めになったオレガノ、セージ、ドライフルーツが入っています。木製の小皿はオリーブオイルの瓶を乗せたり、ドライフルーツを乗せたり、お好みで使っていただけます。
少し重たいお土産でしたが、皆様にはおおむね喜んで頂けたようで、胸をなでおろしております。

食の分野で影響力のある方々、トルコ食材を輸入されている方々、非常に数多くの皆様にご来場いただき、ご紹介させていただけて、事務局一同大変うれしく思っております。
引き続き、イベント第二弾を準備開始します!!


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2016年5月27日金曜日

" Interior Lifestyle " にトルコパビリオン出展


 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

61日~3日、東京ビッグサイトにて開催の展示会「インテリアライフスタイル」にトルコ企業27社・3団体
が出展する。トルコパビリオンとしての出展だ。この分野でこの規模の出展はトルコとして今回初の試みだ。
日本市場への意気込みが感じられる。

◇ 日時:201661日(水)~3日(金)
◇ 場所:東京ビッグサイト 西ホール 2-089
◇ 問合せ先:トルコ大使館商務部 tokyo1@economy.gov.tr 03-3470-6723 齋藤さんまで

出展企業の詳細は下記より。
http://turkey.jp/interior_lifestyle_of_Turkey_catalog.pdf

取扱い分野はインテリアファブリック、ベッドリネン・タオル等、アパレル製品・アパレル用生地。
当該セクターの有名な生産地ブルサからブルサ工業団地(BOSB)をはじめ、デミルタシュ工業団地(DOSAB)、
イスタンブールテキスタイル輸出機構(ITHIB)もインフォブースを構える。

なお、この展示会は東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリアデザイン市場のための
見本市。ドイツで開催されている国際消費財専門見本市であるアンビエンテ、家庭用・業務用テキスタイルの
見本市であるハイムテキスタイルの二つを母体としている。


昨年25回目の開催で、過去最高の28,119名が来場。25カ国・地域から769社(国内628社、海外141社)が
出展とのこと。是非、トルコ企業には単発の出展ではなく、継続して息長く日本市場と取組んでもらいたい。
同時に日本企業の皆さんには、トルコの新しい商材とポテンシャルを発見いただくビジネスチャンスとして
捉えていただければと願う。

 【トルコ進出、トルコ進出コンサルティング、トルコ貿易投資支援の専用サイトはこちらから】

2016年5月26日木曜日

KALDIにてブルグル試食会!!

<トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

トルコの挽き割り小麦「ブルグル」については、過去にも当ブログでご紹介したことがあります。
(『トルコの国民食ブルグル、大阪アジアフードショーにてご紹介』)

今月3週間に渡り、トルコのブルグル・メーカーDURUの製品プロモーションとして、当該商品取扱い企業であるKALDIの都内各店舗で試食販売を行っております。

Duru BulgurDuru Bulgur
※左が細挽き、右は丸粒タイプです。

KALDIではこれまでもブルグルの取扱いはありましたが、ブルグルという食材についての認識が日本でさほど一般的に浸透していない、という課題がありました。
そこで今回は、細挽きタイプと丸粒タイプを売り場で調理してご試食頂き、かつブルグルについて一般消費者向けにご説明させていただく機会としました。

料理教室cariadの高橋愛先生に開発して頂いた2種類のレシピは簡単でおいしく、大好評!!
各店ともブルグルが飛ぶように売れていきました。中には完売した店舗まで!

試食内容は以下の通りです。

◎細挽きタイプは『塩レモンサラダ』に↓ ↓ ↓

レモン味がさっぱりとして夏向けのサラダです!
お湯でふくらますだけのインスタントな細挽きタイプは、スピードクッキング志向の方にも大好評。
お湯で戻してお好みのドレッシングで和えるだけ。
腹持ちの良いサラダなので、これだけで一食にしても。ダイエット効果が期待できそうです。
(レシピ:http://cookpad.com/recipe/3851379

◎丸粒タイプは『カレーブルグル』に↓ ↓ ↓

プチプチ、モチモチとした食感が人気の丸粒タイプ。
カレーやパエリヤ、ピラフなど、様々な用途に活躍します。
噛み応えがあって満腹感も持続。たtたの20分でできてしまうのも魅力!
ポタージュ系のスープに入れてことこと煮て、腹持ち良いリゾットにするのも美味しいです。
(レシピ:http://cookpad.com/recipe/3851354

保存もきいて調理はラクチン、美味しくて健康的と4拍子揃ったブルグル。
日本でもこれから火がつくのではないか?とひそかに期待しています!

今週末はKALDI志木店(5/27-28)とKALDI落合南長崎店(5/28-29)で試食実施しますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください。

ポテンシャルの高いブルグルという食材、ぜひ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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2016年5月13日金曜日

Turkey, Discover the Potential - トルコの魅力と新しい発見

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>

「Turkey, Discover the Potential - トルコの魅力と新しい発見」と題した特別展示関連セミナーが、
5月17日午後7時から8時半まで、JICA市ヶ谷ビルで開催される。


トルコに行くとあらゆるところで上記の "Turkey, Discover the Potential" が目に飛び込んでくる。
国をあげてのスローガンだ。これ専用のホームページもある。ご覧になってみてください。
トルコの歴史に触れる部分では、「トルコは10000年に渡ってアイデアと文化のハブである」
「大昔から想像を絶するポテンシャルの故郷」と謳っている。トルコらしい大上段の謳い文句で、
逆に好感がもてるほど。

http://www.turkeydiscoverthepotential.com

せっかくなので、当日のプログラムを紹介しておこう。3部構成になっている。

【第1部:トルコ産品のご紹介と日・ト貿易ついて】
梅岡 恭子氏(トルコ・ヘーゼルナッツ協会 ローカルスタッフ)
トルコ産ヘーゼルナッツの広報活動に従事。

齋藤 いづみ氏(駐日トルコ共和国大使館 商務部 コマーシャルエキスパート)
父親の仕事の関係で、合計7年半トルコで過ごす。2013年より現職。

【第2部:トルコツーリズムの知られざる魅力】
大森 正光氏(駐日トルコ共和国大使館 文化広報参事官室 マーケティング担当)
近年はテーマ性の高いツーリズムプロモーションを指向中。

【第3部:ユヌス・エムレ インスティトゥートのご紹介と東京での活動】
水野 千夢氏(ユヌス・エムレ インスティトゥート)

トルコ共和国ユヌス・エムレトルコ文化センター職員。トルコの文化などを紹介。

お問い合わせ先:団体名 JICA地球ひろば 地球案内デスク
電話番号:0120-767-278
メールアドレス:chikyuhiroba@jica.go.jp

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2016年4月12日火曜日

今シーズン初のサクランボ、そのお値段は?

 <トルコとの貿易・輸出入、トルコ投資、トルコ進出を考える日本の企業様へ>
サクランボの生産で有名なトルコ北西部の町マニサで、今シーズン初のサクランボの収穫が行われた。気になるお値段は・・・?以下、4月12日付けCumhurriyet紙より抜粋。

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サクランボ生産の中心地であるマニサ県シェフザーデレル市サンジャクル・ボズキョイ町で、今シーズン初の収穫が行われた。式典に合わせ、昨年に比べ約一週間早く熟した早生サクランボの販売も実施。シェフザーデレル市長、知事、食品農業畜産省マニサ局長やサクランボ生産者たちが式典に参加。収穫されたサクランボの競りは市長の一声から始められ、キロ当たり150~200リラで落とされた。


マニサでは昨年生産されたサクランボの内、38,500トンが輸出されたと話す食品農業畜産省マニサ局長によれば、今年はさらに高い収穫高が見込まれており、44,000トンのサクランボが輸出されることになるとのこと。

8200の家族がサクランボ栽培に従事しているというマニサでは、100,000デカールの敷地に330万本のサクランボの木がある。トルコで生産されているサクランボの8%はマニサ産で、大部分は国外へ輸出されている。昨年は38,500トン輸出し、今年は44,000トンのサクランボの輸出を目指している。一番大きな輸出先はドイツである。

イスタンブールで今サクランボはキロ当たり250リラ(9575円)となっており、100グラム単位にして20リラから25リラ(766~957円)で販売されている。

サクランボ収穫は7月まで続く。
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2015年3月27日付けの本ブログ『トルコ産青果物の輸入展開』で、日本に向けたサクランボの輸出についても触れているので参照されたい。
そろそろ日本でトルコ産サクランボを味わえる日も近いだろうか?
とりあえず、マニサ産サクランボは高品質らしい、ということは覚えておいても良さそうだ。

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