今年のボストンマラソン開催中に起こった爆発事件は、皆さんの記憶にも新しいと思います。その後、容疑者も捕まり、事態は終息の方向に進みました。
そんな中、その爆発事件がおきた現場近くのレストランに、最近嬉しいニュースが舞い込んできているとのこと。
爆発が起きたとき、現場付近は逃げ惑う人でごった返し、レストランで食事も楽しんでいた人も身の危険を感じ、すぐにその場を離れました。もちろん、食事代を払う余裕などなく、従業員達もすぐに非難しました。
ですが、ある日、突然50ドルの小切手がレストランに届きました。送り主は 事件当日、レストランで食事をしていたお客様からで、手紙に「35ドルの食事代を払いたい」という内容で、ウェイトレスへのチップも含め、50ドルのチェックが送られてきました。それを皮切りに、あの日、そのレストランにいた人達から、問い合わせが殺到しました。
マサチューセッツ州各地のほか、遠いところではフロリダ州、バージニア州などからもチェックが送られてきたり、電話がかかってきて、お勘定を払いたいと言う申し出が後を絶たないそうです。食事代そのものだけでなく、ウェイトレスへのチップ、その他それに上乗せした金額をチャージしてほしいと言う人がほとんどだそうです。
その日、売り上げのうち3,000ドルが未払いだったのに対し、後日支払われた総額は、約3分の1に相当する1,200ドルになっています。レストランの経営者を始め、従業員一同、その行為にとても感激したそうです。
ボストンマラソン参加者のみならず、その現場近くにいて、爆発を体験した方々もさぞかし、言い表しようの無い恐怖を感じたことと思います。
それが落ち着いたころ、正しいことをするべく、小切手を送ったり、レストランに電話したりと、そういう方達の気持ちに、なんだか、記事を呼んでいるこちらまで嬉しくなりました。
それが落ち着いたころ、正しいことをするべく、小切手を送ったり、レストランに電話したりと、そういう方達の気持ちに、なんだか、記事を呼んでいるこちらまで嬉しくなりました。
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