2015年10月13日火曜日

スロヴァキア投資セミナー

<V4地域への投資を検討されている企業様へ>

本日、スロヴァキア投資セミナーが、六本木の国際文化会館で開催された。

各国の投資庁なり投資促進機関の代表が来日し、熱心に自国への誘致を開催するセミナーの数は年々増えている。月に2~3件の案内を少し前まではDMなどで受け取っていた印象だが、今年に入って月平均5件はくだらない。この中には年に数回繰り返し開催するところ、東京、大阪、名古屋、九州など地域を複数に跨いで実施するところも多くなっている。

回数が増えている背景として、これまで国や地域が単体で主催してきた場合が多かったが、最近の傾向は銀行や法律事務所などが場所を提供し集客を手伝う形が増えている。
みずから仕事を果敢に創り出そうという姿勢である。

各国、それぞれ、投資インセンティブを謳いあげ、成功事例として進出中の企業による話しなど、自国が投資先国として最高というトーンでのプレゼン内容である。筆者は仕事柄、時間の許す範囲で出向くようにして勉強させていただいているが、恐らく出席した企業にとっては判断に困ると思われる。つまり、どのセミナーも同じように響く点である。

今回、セミナーに参加した企業2社に話しを聞いてみた。流れから言えば、スロヴァキアがその投資先候補となるわけだが、企業の担当者は最初からスロヴァキアを投資先候補として決め打ちしてセミナーに参加していたのではなく、投資先としてたまたま飛び込んできた情報がスロヴァキアであったという2社とも同じ答えであった。

つまり、最初に特定の投資先国・地域ありきではない。投資をしたいそのための情報が欲しい、それが最初にくるのである。その当たりの現実を理解し踏まえておくことは大事かもしれない。主催者側も企業を説得する上において、プレゼンの内容と構成を再構築する必要が多分にあるように思える。そして、セミナーを踏まえ、次のステップとして現地を視察してもらうことであろう。


セミナー風景


なお、スロヴァキアに投資する10の理由は以下の通り。

1  中欧の拠点として輸出に適したロケーション
2  安全な投資環境: 政治的・経済的な安定性
3  中・東欧で数少ないユーロ導入国
4  魅力的な投資優遇策
5  過去10年間、ユーロ圏で最速の成長率を誇る国
6  ビジネス・世界銀行・財産権の保障の分野で中・東欧のリーダー的 存在
7  中・東欧で一番の労働生産性とトップ10に入るハードワーカー国
8  将来性の高い調査・研究分野
9  工場用地やオフィスの豊富な選択肢

10  物流の中心地

スロヴァキアは、間違いなく魅力的な投資先である。とりわけ、スロヴァキア、ポーランド、チェコ、スロバキアの4カ国で構成される協力の枠組みV4において東欧への進出を考える日本企業にとって見過ごせない国である。

弊社総合サイト:http://www.gm-group.net
米国進出専用サイト:http://www.gm-group2.net
トルコ進出専用サイト:http://www.turkey-japan.com
ポーランド進出専用サイト:http://www.poland-japan.net

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