2013年6月22日土曜日

ワイン講座第3回レポート

ワイン講座第3回

東京は最近ようやく梅雨らしくなってきました。ここ数日雨が続いています。

さて、第3回目のワイン講座もフランスのワインの飲み比べをしました。フランスのビンテージと呼ばれているワインは1985年、1988年、1990年のものを指します。今回はそのビンテージのひとつである1988年のワインを試飲しました。今まで飲んだ中で一番古いワインでした。講座の先生がワインを開ける際にコルクが半分で折れてしまうハプニングもありましたが、25年も経つとコルクももろくなってしまうのですね。

今回はワインの選び方や飲む前のポイントなどを紹介していきます。

①瓶口のシールは回る方がいい?回らない方がいい?

ワインを開ける前に瓶口を塞ぐシールをはがしてから、コルクを抜きますよね。お店でワインを選ぶときにはあのシールが簡単に回るものを選ぶか、回らないものを選ぶかどちらだと思いますか?私は空気が入るのを防ぐために、ぴったりで回らないほうがいいと思っていましたが、正解は逆の「回る方」でした。ワインは時間が経つとコルクを通って外に吹く事があります。つまり、「シールが回る」=「ワインが吹いていない」と言うことなのです。


上の写真はどちらも1990年のコルクです。右側はほとんどワインで赤く染まっているのが確認できると思います。このようにワインが上に上がってきてしまうので、上がっていないものを選ぶといいそうです。

②ワインは何分冷やせばいいの?

ワインを冷やすときにはバケツに水をはって氷を入れ、その中にボトルを首まで入れます。そこで、部屋の温度とワインを何度まで冷やすかを考えます。

もし、室温が20℃で飲みたい温度が8度の場合なら、室温から飲みたい温度を引いて、そこに1分足して下さい。

20℃(室温) – 8℃(飲みたい温度)+ 1分 = 13分

つまり、13分冷やせばいいと言うことです。

また、ワインの味は温度で変わります。温度が低いと甘みが減り、酸味が強くなります。しかし、白ワインやスパークリングワイン4℃以下に冷やすと味が飛んでしまうそうです。

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